DiRT ShowdownのDirect3D11対応要素の話

AMDのGame BlogにDiRT Showdownのベンチマークガイドという記事があり,Direct3D11特有の要素について触れている記事がありました.
DiRT Showdown – AMD Benchmark Guide
http://blogs.amd.com/play/2012/07/03/dirt-showdown-amd-benchmark-guide/
記事の1ページ目のDiRT Showdown Technical Features以下では,4つのトピックが取り上げれています.

  • Advanced Lighting
  • Global Illumination
  • Shader Model 5.0 Contact Hardening Shadows
  • DirectCompute Accelerated High Definition Ambient Occlusion

Advanced Lightingでは,AMDのForward+のような大量の動的光源を使ったライティングをしているということが書かれています.Global Illuminationでは,Reflective Shadow maps(RSM)を使った間接光ライティング,Shader Model 5.0 Contact Hardening Shadowsのところでは,新しい影のフィルタリングテクニック,DirectCompute Accelerated High Definition Ambient OcclusionではCompute Shaderを使った High Definition Ambient Occlusion(HDAO)が実装されていると言うことが比較画像とともに書かれています.
それぞれ細かい実装はわからない部分もありますが,比較的シェーダだけで対応できるDirect3D11化なのでそれほどアセット的なコストを書けないやり方として参考になると思います.
なお,2ページ目以降にベンチマークの話があるのでパフォーマンス面の参考になると思います.

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