NVIDIAの開発者向けblogで”Bringing HLSL Ray Tracing to Vulkan”という記事が公開されています.
Bringing HLSL Ray Tracing to Vulkan
https://devblogs.nvidia.com/bringing-hlsl-ray-tracing-to-vulkan/
この記事では,DXR向けHLSLのコードをVulkanで動作させるための方法について書かれています.この記事ではDirectXCompiler(DXC)のSPIR-Vバックエンドを使って持っていく方法が紹介されています.
Vulkan 1.2ではHLSLが正式にシェーダ言語としてサポートされることになりました(参考記事:Vulkan 1.2 Deepens HLSL Support)が,この先Vulkanのクロスベンダー拡張(複数のGPUベンダーがサポートする拡張として)などでもこの知識は生かせるのではないか?という記述もありますね.