the Journal ofComputer Graphics TechniquesでNVIDIAのCyril Crassin氏などの論文”CloudLight: A System for Amortizing IndirectLighting in Real-Time Rendering”が採択になって公開されています.
SIGGRAPH 2013あたりからGRIDなどを使ってリアルタイムレンダリングにおけるIndirect Lightingなどをクラウド側で肩代わりして,アプリケーション側にデータを送り合成するような研究を発表していましたが,それらをまとめた論文になっているようです.
この論文で提案する手法では,ローカル環境のGPUでは直接光を通常のシェーディングで行い,クラウドから来たIndirect Lightingを合成するというようなことを提案していてモバイルなどでもリッチなライティングができるということを行っています.ただし,クラウド環境なので通信の遅延が発生しますが,どのぐらいの遅延なら近くしないか?というのも動画で比較しています.