IntelのGDC 2013セッション資料とサンプル

IntelのGDC 2013のセッション資料が下記のサイトで公開になっています.
Intel @ GDC 2013
http://software.intel.com/en-us/gdc
TALKSというところから各セッションの概要とPDFが公開されています.一部のセッションはサンプルコードも公開になっています.
・Breaking the Rules on a GPU Intel® 4th Generation Core™ DX11 Extensions
このセッションではIntel GPU向けのDirect3D11の2つの拡張について一つはいわゆるOITの支援になるものでピクセルシェーダでUAVアクセスする際の支援コードです.これはIntelは “PixelSync”と呼んでいるようです.
もう1つは”Instant Access extension”と呼ばれるもので,CPU-GPU間のメモリアクセスを効率化するものです.IntelのGPUのビデオメモリはメインメモリと共有なのでその利点を活かしたものになっています.
下記のサンプルでは,Intelの2つの拡張を使用したOITのサンプルになっていますが,Intel GPUでなくともOIT自体の動作は確認できます.
Programmable Blend with PixelSync
http://software.intel.com/en-us/blogs/2013/03/27/programmable-blend-with-pixel-shader-ordering
・Why render hidden objects? Cull them with a software depth-buffer rasterizer!
このセッションでは,Intel CPU向けのソフトウェアベースの効果的なオクルージョンカリングの手法が紹介されています.
以前紹介しましたが,サンプルの方は下記になります.
Software Occlusion Culling
http://software.intel.com/en-us/vcsource/samples/software-occlusion-culling
・Practical Implementation of Light Scattering Effects Using Epipolar Sampling and 1D Min/Max Binary Trees
このセッションは,エピポーラサンプリングと1D Min/Maxバイナリツリーを使ったライトスキャッタリングの解説で,サンプルは以前紹介しましたが,下記にあります.
GTD Light Scattering Sample Updated
http://software.intel.com/en-us/blogs/2013/03/18/gtd-light-scattering-sample-updated